楽な姿勢を見つけよう!授乳の方法とコツ

楽な姿勢を見つけよう!授乳の方法とコツ

●楽な授乳姿勢の基本とは 生まれたての新生児の赤ちゃんには、1日10-15回、1回あたりの時間は15-20分と授乳の為に必要は時間と労力は大変なものになります。生まれたての赤ちゃんの吸引力はとても脆弱で、多回数に分割しなければならないのはやむを得ない側面もありますが、慢性的な肩こりや腰痛の原因にもなりかねません。そこで授乳時の正しい姿勢を身につけるのが大切ですが、基本はママがリラックスできる姿勢であることになります。ママがつらい姿勢で授乳していると授乳時間自体がストレス要因になってしまい、母乳量が減少するなどの弊害にも繋がります。まず楽な姿勢を自分なりに見つけるのがポイントです。他方で赤ちゃんは授乳時には、耳と肩と腰が一直線状になっていてねじれが生じていないことも重要です。赤ちゃんは骨格が不十分で不安定な為、全身で赤ちゃんの姿勢を固定する必要があります。部分的にねじれがあると赤ちゃんに負担が及ぶだけでなく、気道圧迫等と言った危険な事態も懸念されるのです。そこで全身で支えるようにして、出来る限り母体に密着させるように気をつけましょう。 授乳時には赤ちゃんが母乳を十分な量を飲めるように、深く乳頭を咥えることができる姿勢にしてあげるようにも、配慮してあげてください。赤ちゃんが深く乳頭を口に出来ないと、母乳が出にくくなり等のトラブルの可能性が出てきます。このようにママと赤ちゃんの両者が楽な姿勢を取れることを意識するのが基本です。そこで具体暦に授乳方法毎に特徴を紹介してまいりましょう。 ●横抱き(クレードル)での授乳のポイント 横抱きは赤ちゃんを横にして、母乳をふくませる側の手や腕を駆使して、背中やお尻を支える方法です。赤ちゃんが授乳する側の手で頸から頭に相当する部分を支えて、反対側の手と腕で、赤ちゃんの背中をサポートすわけです。続いて身体を出来るだけ密着させて、母乳を含ませることになりますが、この時新生児の頭が少し外側に反るような姿勢にしてあげると、飲みやすく呼吸もしやすくなります。この方法は最もポピュラーで産科でも最初に教わることが多いスタイルですが、実は初心者には難易度が高い方法とも言われます。これは赤ちゃんの頭を肱に乗せると、あご引いた形になり乳頭を十分口に含ませるのが難しいからです。 ●縦抱きの方法による授乳のポイント この方法は、あかちゃんを母体の太ももなどの上に座らせて、相対した姿勢で母乳を飲ませると言うものです。産後間もない新生児でも、身体をきちんと支えてあげることで十分実践できます。まずママの太ももの片側に、あかちゃんの足を少し開いた姿勢で座らせます。赤ちゃんの口と乳頭の位置調整の為に、必要に応じてクッションなどを赤ちゃんの臀部の下にしくなどして、位置調整を行ってください。そこで赤子の身体を母親側に引き寄せて、授乳する側の手で頭や頸を支えます。この時反対側の手で、母乳を含ませている乳房の下側を支持してあかちゃんが口深く咥えることが出来るようにサポートしてあげます。同時に少し頭が外側になって、気道が詰まっていないのかに注意して観察してください。赤ちゃんのあごが乳房に触れる姿勢をとりやすく、まだ哺乳が得意でない新生児にもおすすめの姿勢です。 ●交差横抱き(クロスクレードル)は新生児にも向いた授乳方法 この方法は、母体の胸からわき腹にかけて、斜めに赤ちゃんを抱きかかえて授乳すると言うものです。クロスに抱きかかえるので、反対側の手であかちゃんの全身を支持するのが特徴です。赤ちゃんを横方向に抱いて、その足がある側の母体の手で頸と後頭部を支えます。このときはママの肱から腕で、あかちゃんの背中とお尻が支持されて、頸と手はてのひらで支えられている状態になっています。反対側の手はフリーになっているので、適宜授乳に無理のない状態に出来るように補助することになる訳です。ここでポイントになるのは、赤ちゃんがあごを引いた姿勢にならないように注意を払うことと、身体にねじれが出ないようにしっかり支えることにあります。 ●脇抱き(フットボール抱き)の授乳方法のポイント この方法はママが、あかちゃんを抱きかかえるような姿勢になります。一見するとラグビーボールを抱えているように見えることにちなんで命名されています。乳首にあたる方向を自在に変更できるので、乳頭周辺に痛みが出ているときや、飲み残しがあるときなどに実践すると楽になります。このスタイルで授乳を行うときには、赤ちゃん全身を支えるクッションがあると便利です。クッションごとスライドさせて、赤ちゃんの頭が乳頭の前に位置するように、調整して下さい。この時も少し頭をそり気味にして、楽に授乳できるようにサポートしてあげます。 なお添い乳は、母体が横になったままで授乳できるので、起き上がる負担が無いのがメリットです。ただし赤ちゃんの鼻に乳房を押し付けると窒息のリスクがあり、げっぷを出さずに寝ることにもなります。げっぷを出して寝かせるようにするなど安全に授乳できるように配慮が必要です。