子育てで忘れないでほしいあなたのこと

毎日の子育てに追われていると、大切なことを後回しにしたりわすれてしまったりするものです。そんなことくらい、と思うことかもしれないくらい、当り前のことかもしれません。けれど、とても大事なことなので書かせていただきます。

 

笑顔でいること

ちゃんと笑えていますか?子どもはあなたの顔色をよく見ています。忙しさで表情がこわばったままにはなっていませんか?いつもピリピリとしている親のもとでは、子どもも緊張してしまいます。それでも言うことをきかない、と怒ってばかりいては悪循環となってしまいます。

「そう」とあいづちを打つだけでも、笑顔のあなたとしかめっ面のあなたとではどちらのほうが子どもは見ていたいでしょうか。あなたが笑顔でいると、親子のあいだにある空気はガラリと変わります。

あなたの笑顔は子育ての潤滑剤となります。

 

しあわせでいること

先ほどは子どもの視点からお話しましたが、いつも笑顔でいるためにはあなたがしあわせであることが重要となります。その場しのぎのつくり笑顔では限界があるので、あなた自身がしあわせで、心からの笑顔になれる必要があります。しあわせというのは小さなことでいいのです。家族がしあわせであることが自分のしあわせ…などと気難しくとらえる必要はありません。

子育て帳をつけているなら、そこに自分の好きなキャラクターのシールを貼ってみましょう。外が好きだけれどなかなか外出できないという場合は、ベランダでゆっくりと深呼吸してみましょう。育てるのに手間のかかりすぎない植物を置くのもいいですね。ビンの中に好きなフレグランスを染み込ませたコットンを入れておいて、疲れたときに嗅ぐのもいいです。匂いは忘れていた記憶を呼び起こす力があるほどなので、好きな香りを嗅ぐことはいい気分転換になると思います。

5分にも満たない時間でも、あなたが小さなしあわせを感じられることがまず大切です。

 

がんばりすぎないこと

日々をいっぱいいっぱいで過ごしていると、ストレスが今にも爆発しそうになっているのではないでしょうか。「いい加減」でいることが大事です。無責任な意味ではなく、ほどよい加減という意味です。

力の抜き加減はとても難しいと思います。けれど、気負い過ぎは回りまわって子どもにも負担をかけることになります。あなたの感じているプレッシャーを無意識に感じ取って毎日を過ごす子どもは、一見のびのびと見えても心が窮屈になってしまっているかもしれません。窮屈に育つ心は成長するにしたがっていびつなかたちへと変わってしまいます。一番身近な存在であるあなたから受ける影響はとても大きなものです。

がんばるのは6分目までにしましょう。毎日キャラ弁をつくらなくても大丈夫。毎日家中をキレイに掃除しなくても大丈夫。毎日手の込んだ料理をつくらなくても大丈夫。今日はこのへんでやめておこう、とセーブするのも、長い子育て期間を考えれば大事なことです。

顔が険しくなってきたなと感じられるように、わざと鏡に向かう時間を増やすのもいいですね。

 

ご褒美をつくること

好きな食べ物がある人は、例えばこっそりチョコレートをほおばってもいいですし、寝る前の30分だけでも時間がとれる場合は自分のためだけに使う、でもいいです。読書をしたり絵を描いたり、動画を観たり音楽を聴いたり、肌のお手入れをしたりストレッチをしたり。

そこへ、読書なら好きな一節をしおりにしたり、お手入れなら少しいい化粧品を使ったりできれば、よりいいですね。

時間がない中で、わずかでもあなたのためだけに使える時間をつくることができれば、たとえ短い時間でも十分なリラックス効果が得られるはずです。

忙しい人ほど時間の使い方がうまいといいます。めまぐるしい毎日の中で、わずかでも自分へのご褒美となるひとときを見つけてみましょう。

 

あなたが疲れてイライラしてしまっていると、いろんな物事がうまく回らなくなってきます。影響を大きく受ける子どもは、あなたにそんなつもりがなくても、そのギスギスとした歯車の巻き添えとなってしまいます。

まずはあなたがあなたらしくいられるひとときを見つけること、それが大切です。そしてそのひとときを最大限に生かして、がんばるときとそうでないときをあえてつくり、生活にメリハリをつけましょう。それはあなたの心だけでなく、子どもの心のゆとりにもつながります。

のびのびと育てるためにも、まずはあなたがしあわせで、笑顔でいることを心がけてみてください。